聴覚障害について

聴覚障害者とは?

聴覚障害者と言っても、障害の種類や聴こえの程度、言葉の聴こえ方や聴覚に障害を有した時期によってそれぞれ違いもあります。

ろう者(ろうあ者)

音声言語を獲得する前に失聴した人。
手話を第一言語とする人がほとんどです。

難聴者

聞こえにくいが、聴力が残っている人。
補聴器を使って会話ができる人から、わずかな音しか入らない人など様々です。

中途失聴者

音声言語を獲得した後に聞こえなくなった人。
音声で話すことができる方も多い。

加齢性難聴

年を重ねることにより難聴になることがあります。
高齢化の進展により増加しています。

 

コミュニケーションと情報保障

手話・手話通訳

手話は、手や指の動き・形・表情等で表現をする、視覚的な言語です。
日本には日本の手話、海外では、英語の手話など音声言語と同じように違いがあります。

手話通訳は、例えば病院等でろう者の手話を音声日本語に、
また、医師や看護師の音声日本語を手話に通訳します。

要約筆記・ノートテイク(手書き、パソコン)

要約筆記とは、難聴者や中途失聴者のために、言葉を要約し、筆記具やパソコンを使用して伝える手段です。プロジェクターで投影し、会議やイベント等で使用したり、対象者の隣りに座り書き(入力し)伝えたりします。2人~5人のチームで行います。

筆談は当事者間でやり取りを行いますが、要約筆記は要約筆記者が行います。

筆談

筆談は、文字で話しをする方法です。
紙に文字を書く、スマートフォン等に文字を入力する、
アプリを使って手書き文字で伝えるなど、色んな手段があります。

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