手話通訳や要約筆記は、聴覚障害者が安心でき、聞こえる人と同等に豊かで生きがいある暮らしをおくるためにとても大切なものです。しかし、手話通訳や要約筆記は聴覚障害者のためだけのものではありません。これらを活用してよりよい社会や人間関係を築いていこうとする聞こえる人たちにも有効な手段なのです。
手話通訳を行う手話通訳者や、要約筆記を行う要約筆記者の派遣を行う制度があります。
手話通訳者や要約筆記者の派遣は、市町の福祉課が窓口になっています。
どのような場面で派遣が利用できるのか市町により若干異なりますので、お住まいの市町福祉課へお問い合わせ・お申し込みください。
職場研修や会議、講演会などへの手話通訳者や要約筆記者の派遣は、佐賀県聴覚障害者協会があっせんを行っております。
*お問い合わせ先*
(一社)佐賀県聴覚障害者協会:派遣窓口
TEL・FAX:0952-20-0540
メール:sagahaken0540★gmail.com
※★マークを@に変換してください。
火曜日~金曜日:10時~16時 ※通訳等外出のため不在時あり。
手話通訳者は、聞こえない方の手話を日本語音声に訳して伝えます。会場の明かりが暗かったり、ガラス窓から差し込む光など、場面によっては手話が見えにくく通訳できない場合があります。
また、聞こえる方の音声を手話に訳して伝える際も、環境がととのっておらず音声が不明瞭であると通訳ができません。
要約筆記者は、音声や音による情報を文字に換えて伝えます。会場が暗いと文字が読みにくく見る側に負担を強います。また、音声等が不明瞭であると文字に換えることが難しく、十分な情報を伝えることができません。
手話や文字が見えやすいようにする、音声が聞こえやすいようにするという皆さんの協力があるとスムーズに通訳を行うことができます。ご協力よろしくお願いします。
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